2015年1月13日火曜日

箏・ひきぞめ会

今年のお正月は、初詣も大崎の居木神社に行っただけで、あまりお正月らしいことはしないで終わってしまいました。

高校の時の同級生が、お琴を習っていて、ひきぞめ会というのがあるとお誘いいただいたので、観に行ってきました。 お習字だと、書初めというのがありますが、お琴の場合は、ひきぞめというんですね。

お琴をちゃんと聞くのは初めてで、今までは、お正月にデパートのイベントなどで、弾いているのを聞いたことがある位でした。

お琴は13弦あるそうです。 右手で、弦を弾いて、左手は音階を変えるために弦を抑えたり、両手で爪弾いたり、色々なテクニックがあるみたいですね。

昔、ケルト文化に興味があって、アイリッシュハープをやってみたいな~と思っていた時期がありました。 結局、習うことはありませんでしたが、考えてみたら、アイリッシュハープとお琴って、同じような弦楽器ですね。 厳密には違いますが、立てて弾くハープ、横に置いて引くお琴、洋と和の楽器ですが、弦を爪弾く所は一緒ですね。

キンと鋭い音が出たり、ポロンとした丸い感じの音が出たり・・・とても表情豊かな楽器です。 私のイメージですが、摩や邪を払うような感覚がありました。

それから、知らなかったのですが、お琴って、ただ曲を弾くだけでなく、一緒に歌う曲もあるんですね。 友人は、雲井高砂という古典の歌謡でした。 昔の人は、お琴を弾きながら、歌っていたんですね。 知らない世界でした。

13弦の他に、17弦のお琴もあり、こちらは幅があり、とても大きく、洋楽器で言うとベースの役目をするそうです。 低音パート担当ということですね。

最後にアナ雪の「Let it go~ありのままで」の合奏もありました。 お琴の演奏を大人数で、揃えるのは、すごいですね。 ソロとは違う迫力があり、楽しめました。

今回、新春のひきぞめ会を聴きにいけて、とても厳かで、良い時間を過ごせたと思います。