2015年3月1日日曜日

くじら餅

3月になったというのに、この寒さ。 今日は冷たい雨でした。


先日、山形からくじら餅が送られてきました。

くじら餅と聞いて、ピンと来る方がいたら、かなりの山形通です。

くじら餅は、鯨の肉で出来ているのではなく、久持良餅と書きます。
長く保存が効くお菓子なんです。

どの位、昔からあるのか調べてみたら、300年位前に新庄藩で、兵糧食と考えられたのが始まりのようですね。

ちょうど桃の節句、お雛様の時に、雛菓子と一緒にお供えするそうです。


送られてきたくじら餅は、母の同級生のお菓子屋さんで作られたもので、毎年、送っていただいています。

そのまま食べても良いですし、時間が経つと固くなるので、固くなったものは、オーブントースターなどで、少し焼いて食べると芳ばしくて、とても美味しいです。

味も、あんこ、白(砂糖)、醤油、黒糖、味噌味などがあります。

私は、白とあんこの味が好きです。


田舎の素朴なお菓子ですが、山形の家庭の味が感じられます。

お雛様のお祝いはしませんが、しっかり頂きました。 とっても美味しかったです。


食べてみたい方は、ネットや電話でも注文できます。


佐藤菓子店  TEL:  0233-43-2370