クライアントさんに招待券をいただき、目黒雅叙園で開催されている「仮屋崎省吾の世界~千秋楽」を観に行って来ました。
目黒雅叙園に行くのは、何年ぶりでしょうか?
ちょっと記憶にない位前ですが、確かに以前来たことがあります。
目黒雅叙園で有名なのが、壁画や天井画などの園内装飾ですが、中でも東京都指定有形文化財の「百段階段」が特に有名です。
昭和10年に築造された木造建築で、100段のケヤキの階段廊下(実際は99段のようです)の間に7部屋が配置されています。
今回の展示は、その7部屋の中に、仮屋崎さんのお花が活けられていました。
いつもプレバトなどで、出演されている方のお花を評価されていますが、ご本人のお花を観たのは、あまりなかったような気がします。
今回は、黄色やオレンジのお花や菊などが多く、秋という季節感がふんだんに入っていました。
実は私も新卒で入った会社の時に、会社の華道部に入っていて、毎週お花を活けていました。
私は草月流でしたが、仮屋崎さんも最初は草月流から始められたんですね。
草月流は、日本の生け花の流派ですが、和でありつつ、洋風な部分もあると思います。
10年近い華道部歴の中で、最後は師範の資格までいただきました。
今でも、お花を生けるのは大好きです。
今回の仮屋崎さんのお花を見ると、やはり大きな枝ものの大作が多く、一つを生けるだけでも相当な時間と体力がいるだろうなと思いました。
普段のお花としては生徒さん達が活けたお花が普通かもしれません。
そして、百段階段、面白かったです。
描かれた当時の色合いは、今は薄れていますが、天井画はやはり素晴らしいですね。
この百段階段、まるで「千と千尋の神隠し」の世界です。 夜だったら怖いかも。
百段階段の絵や装飾と仮屋崎さんのゴージャスなお花、不思議なマッチングを見せていて、中でも一番上のお部屋は、外も見られるので、奥行もあって、更に素敵な空間になっていました。
久しぶりに素敵なお花が見られて良かったです。
こちらは生徒さん達のお花
個人的には、生徒さんのこの風船カズラのお花が気に入りました。
品川・大崎でロルフィング、クレニオセイクラルワークをやっています。